鹿島FW師岡柊生にストライカーの自覚「あとは得点のところで数字を残したい」
鹿島のFW師岡柊生(23)が14日の練習後に取材に応じ、ストライカーの自覚を明かした。 大卒2年目の今季は5月以降、右MFのレギュラーに定着。突破力を武器にブレークを果たした。 先月の監督交代後は3試合連続でFW起用。大学時代から本職だった“定位置”に戻ってきた。「最近、またようやく自分のプレーを思い出したのかな」。表情に充実感がにじむが、決して満足はしていない。 「あとは得点のところで数字を残したい」。ゴールは7月6日札幌戦で記録したプロ初得点のみ。シュート数も1試合平均1・1本にとどまる。「もう少しシュートの意識も上げないといけないけないし、まだまだ課題はたくさんある。練習からやっていけたら」と見据えた。 17日のアウェー京都戦は2トップを組むFW鈴木優磨が出場停止。師岡に懸かる期待は大きい。「まずはチームのことを徹底してやり続けていたら、いずれ(結果が)ついてくるんじゃないかなと」。最前線でエース級の働きを目指す。