栃木SC今シーズンの報告会 「1年でJ2復帰を誓う」
とちぎテレビ
7年戦ったJ2から2度目のJ3降格で今シーズンを終えた栃木SCは19日、宇都宮市内のホテルで報告会を開き、来シーズンでのJ2復帰を誓いました。 報告会では、出席したスポンサーやサッカー、行政関係者らおよそ300人を前に橋本大輔社長はじめ、小林伸二監督や選手たちが今シーズンの戦いを報告し、J3への降格を詫びました。 あいさつした橋本社長は、選手の人件費が集められなかったことと、専用の練習場が確保できなかったことを降格の原因に挙げ「この悔しさを胸に前に進みたい」と話しました。 今シーズンの栃木SCは、元日本代表ディフェンダーの田中誠新監督のもとで開幕を迎えましたが、序盤から低迷し、5月3日の第13節の敗戦でJ3降格圏の18位に転落しました。 成績不振による監督交代で、第16節の仙台戦から小林伸二監督が指揮を執った後も勝ちきれない試合が続き、最終成績は通算7勝13分け18敗で勝ち点34、18位でJ3に降格が決まりました。 来シーズンも指揮を執ることが決まっている小林監督は、1年でのJ2復帰に向けた決意を語りました。 続いて福田 富一知事が「これからもオールとちぎで応援しよう」と呼びかけ、メインスポンサー・TKCの吉澤智常務の音頭で来シーズンのJ2復帰を願って乾杯しました。 選手たちはサインや記念写真に応じ、苦しかった今シーズンを振り返ると同時に巻き返しを誓っていました。
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