井桁弘恵「人生初ヒットを打ちました!」ドラマ撮影でフルスイング
井桁弘恵が7日、都内で行われた10月9日(24時30分~)スタートのドラマNEXT『私の町の千葉くんは。』(テレ東系)の記者会見に登壇。本作の撮影エピソードやドラマにちなんだ2択質問コーナーで盛り上がった。 【写真】井桁弘恵、山下幸輝、樋口日奈、犬飼貴丈『私の町の千葉くんは。』記者会見の模様 原作は「2020年 anan マンガ大賞」準大賞を受賞した、おかもととかさ氏による同名作。かつて通っていた高校で教師をする主人公・マチ(井桁弘恵)のクラスにやってきたイケメン転入生・千葉悠人(山下幸輝)が、マチの高校時代の初恋相手・千葉悠一(犬飼貴丈)の弟で、高校時代の彼に瓜二つ。マチの初恋の記憶が蘇る中、とある飲み会で悠一とまさかの再会を果たす。見る度に初恋を思い出し目が離せない弟・悠人と、高校時代の憧れで初恋相手の兄・悠一のイケメン兄弟に振り回されるトライアングル・ラブストーリー。 記者会見には、井桁弘恵、山下幸輝、樋口日奈、犬飼貴丈が登壇した。 原作、脚本を読んだ井桁は、「絵がすごく可愛くて、全てにキュンとするのが最初の印象で、そこから台本も読んだのですが、シチュエーションが兄弟の中で揺れ動くという夢のような設定の中で、すごくリアルな27歳の等身大の恋の悩みに揺れ動いてるマチの心情がすごく丁寧に描かれています。マチが振り回されているところが可愛くて愛くるしい印象だったので、そこを丁寧に演じられたらいいなと思いました」と述べた。 自身が演じるマチとの共感ポイントを聞かれると。「27歳という30歳を手前にして、これからの人生どうしていったらいいんだろう、そのためにはどういう恋愛をしていったらいいんだろうってリアルに考える年代で、同級生で結婚する友達が増えてきたりとか、マチもリアルに悩んでるし、私も考えるところがあるので、そこに共感できるところはすごく嬉しかったです。同年代の方には特に共感でしていただけるんじゃないかなとすごく感じました」。 演じるにあたって、「マチは千葉兄弟に翻弄されっぱなしなんですけど、出来上がった映像を見た時に、私、こんな表情出していいんだっけ!? と思ったくらい、いろんな表情をしていました。でも、1人の時ならこういう顔するよなとか、悩んでいる時ってついこんな風にしかめつらしちゃうよなとか、本能のままに表情も動いてて、自分でも見たことないぐらいのいろんな自分が映像として描かれています。表情筋いっぱい使ってます」と笑顔。 記者会見後半では2択質問コーナーを実施。初恋は実ったかという問いに、初恋は実らなかったと回答した井桁。「告白したんですけど、答えをもらえなくて。告白した子が周りの子に相談しちゃったんです。私は言いふらされたんじゃないかと思ってしまい、答えをもらう前にやっぱいいやって。ちゃんと返事を待っていたらよかったのかもしれないんですけど、なんか怖くなっちゃって。それで引いてしまった思い出があります」と苦い初恋を振り返った。 ドラマのエンディングでは学生服を着用し、様々なスポーツを楽しむ姿を観られる本作。野球の描写では井桁が、「人生初ヒットを打ちました」と笑顔で報告。それに対して犬飼は、「実はあれ打っちゃいけなかったんです。『マチが可愛く空振って』と監督が話しているところでフルスイングして…みんなでボールを追いかけて」と話すと、井桁は「あれ打っちゃダメだったの? スタッフさん疲れているのに申し訳ない気持ちもありながらもヒットを打てた嬉しさの方が勝っちゃって(笑)」とスタジオは笑いに包まれた。 最後に井桁は、「初恋のキュンとした 懐かしい気持ちだったり、まっすぐな恋心だったり、そこに揺れ動くリアルな等身大の27歳の女性の苦悩がすごく丁寧に描かれているんですけれども、そこにコメディの要素があって、水曜日の深夜に、 ちょっと心と体が休まるような30分になっていると思うので、ぜひ最後までマチと一緒に、千葉兄弟に翻弄されながら 一緒に過ごしていただけたらと思います」とメッセージを送り記者会見を締め括った。