大谷翔平 6月好調理由は「ちょうど波が来やすいのかな」過去2度月間MVP 今年も11発「継続したい」
◇インターリーグ ドジャース4-0ホワイトソックス(2024年6月26日 シカゴ) ドジャースの大谷翔平投手(29)が26日(日本時間27日)、敵地でのホワイトソックス戦に「1番・DH」で先発出場。2打数1安打1打点でチームの4連勝に貢献した。 初回の第1打席はじっくりボールを見てフルカウントにすると、6球目、やや高めに来たカットボールに狙いをすまし、この日のファーストスイングで右中間席に2試合連続となる先頭打者アーチ。10試合連続打点をマークし、球団新記録を樹立した。さらにこの一発が今季100安打目となった。 また、敵地での2試合連続先頭打者アーチも球団史上初と“記録ラッシュ”となった。 試合後、メディアの取材に応じた大谷は球団新記録の10試合連続打点に「ランナーがいる状況が多いですし、自分自身のアットバット(打席)を継続してるのを一番に考えているので、その結果、打点が付いてきてるのかなと思います」と振り返った。 そして「シンプルにストライクを振るのが一番のポイント。そこさえできていれば、ある程度は良いスイング、良い構えができてる証拠じゃないかなと思います」とした。 また、6月は2021、23年と過去2度の月間MVPを受賞。今年も23試合ですでに11本塁打を記録しており、好調の理由について「シーズンに慣れてくるのもそうですし、シーズンの中で良いところ、悪いところ、いろいろ改善しながら、ちょうど波が来やすいのかな」と自己分析。「まずは継続したいですし、これをしっかり最後まで継続できれば」と語った。 さらに、9回を1人で投げ抜き、4安打でメジャー初完封したストーンに「素晴らしかった。気付いたら回が終わってるような、そのぐらい早いテンポでした」と称賛も忘れなかった。