<解説>「鬼滅の刃」 注目の“名もなき”謎キャラ 悲鳴嶼さんの寺の子供 「遊郭編」登場の剣士
井上さんが演じる剣士は、「刀鍛冶の里編」第1話にも登場している。「遊郭編」での激しい戦いの後、2カ月意識が戻らない状態だった炭治郎の夢の中に剣士は登場。剣士を「命の恩人」と呼ぶ炭吉と話しているシーンが描かれ、「私は大切なものを何一つ守れず、人生においてなすべきことをなせなかった者だ。何の価値もない男なのだ」と語っていた。「遊郭編」の登場時と比べて、はっきりと顔が映し出され、その耳には炭治郎と同じ耳飾りが着けられていた。顔には、鬼殺隊士が覚醒した際に浮かび上がるアザも見て取れる。
「刀鍛冶の里編」第1話には、この剣士とよく似た戦闘用絡繰(からくり)人形・縁壱零式(よりいちぜろしき)が登場している。実在の剣士の動きを再現し、300年前に作られた絡繰人形で、剣士の動きを再現すべく6本の腕を持つ。この人形を見た炭治郎は「知ってる。俺、見覚えがある」と夢で見た剣士の姿を思い浮かべる。
無惨の記憶の中に登場し、炭治郎と同じ耳飾りを着けている謎の剣士、まが玉の首飾りを着けた子供。今後も登場するのか? 謎は明かされるのだろうか……。注目したい。