２回１死満塁、投手併殺打に倒れた坂本勇人（カメラ・宮崎　亮太）

◆イースタン・リーグ　巨人６ｘ―５オイシックス（１０日・ジャイアンツ球場） 　打撃不振のためファームで再調整中の巨人の坂本勇人内野手（３５）が１０日、イースタン・オイシックス戦（Ｇ球場）に「２番・ＤＨ」で出場し、３打数無安打だった。早ければ１２日のＤｅＮＡ戦（東京Ｄ）から再昇格させる可能性を示唆していた阿部監督は「明日出す。こっちからリクエストがあるから」と、１１日のオイシックス戦で状態を最終確認する方針を示した。 【動画】坂本勇人がＧ球場で打撃練習 　もうひと伸びだった。４回２死。外角１４９キロを逆方向へはじき返した打球は、フェンス際で右翼手のグラブに収まった。初回は空振り三振、２回は投ゴロ併殺打に倒れ「（内容は）微妙。（３打席目の右飛は）『惜しい』なんで」。実戦復帰した９日の同戦から２試合で計５打数無安打、１四球となった。 　阿部監督は広島で坂本の打撃映像を確認。「ちょっとじゃないな。だいぶ、ずれてるところがあると思う」と打撃面の課題を伝えた上で、引き続き１１日の２軍戦に出場させる方針を明言。万全な状態での１軍復帰に向け、最終調整の場に臨む。