ぺこぱ松陰寺太勇さん スキージャンプでK点超えの120メートルを目指したい【死ぬまでにやりたいこれだけのこと】
【死ぬまでにやりたいこれだけのこと】 ぺこぱ 松陰寺太勇さん(41歳) ■海外旅行経験ゼロ…ハワイで家族と1週間のんびりと 【写真】インタビュー「死ぬまでにやりたいこれだけのこと」】に答える歌手・女優の畑中葉子さん お笑いコンビ・ぺこぱの松陰寺太勇さん。死ぬまでにやりたいことはスキージャンプや武道館ライブからプライベートな旅まで多岐にわたる。しかし、実現には漫才ネタ「時を戻そう」ができないとムリ? 今一番やりたいことは家族で海外旅行で、すごく平凡ですよね(笑)。実は僕は一度も海外に行ったことがないんです。 なぜかというと、M-1の決勝がきっかけで世に現れたのが2019年の年末で忙しくなり始めた年明けからコロナ禍になってしまったんです。コロナ自粛が明けてからも仕事で海外ロケを経験しないまま5年が経ちました。だから、ベタですけど「芸能人といえばハワイだ」と昭和の感覚でハワイに家族を連れて行きたい。1週間くらいのんびりしたいですね。 でも、この場合の条件は僕らが日本にいない1週間は芸能界が1週間停止していること。戻ってきたら芸能界の状況が変わっていて、取り残されたくないですから。 今後挑戦したいことはスキージャンプ。できればK点を越えてみたい。スキージャンプは子供の頃から好きで、確か小学校の卒業文集に「スキージャンプの選手になる」と書いたんです。 当時は長野五輪の岡部さん、斎藤さん、原田さん、船木さんの日の丸飛行隊がすごかったですから。地元の山口県にはほぼ雪がないので、公園のブランコで勢いをつけて飛び、スキージャンプの姿勢で着地までを練習していました。そんな子供の頃の夢をかなえたいんです。年齢的に、挑むならギリギリかなと。 経験はまったくありませんので、トレーニングを積み、どうにかケガをしない方法で120メートル越えを目指したい。一度番組の企画で提案した時に長野にあるジャンプ台までロケに行かせてもらえました。さすがに飛ぶのは無理なので、ジャンプ台の下を滑り降りてみました。滑れましたが、すごい急角度で結構スピードが出て怖かった。 ジャンプ台の方のてっぺん、つまりスキージャンプのスタート地点まで上がってみると、急角度というより崖ですね。スタート地点まで上がる脇の細い階段に立つだけで怖い。でも、それで飛びたい意欲が減退しませんでした。 いい年になってきちゃったので、挑むならこの数年しかないと思います。ロケの時にプロの方から「1カ月くらい合宿して10メートルから始めないと」と言われましたから、子供たちに交じって練習したい。今でも飛んでいる夢を見るんですよ。ジャンプ台から風を受けて飛ぶあの浮遊感を一度でいいから味わってみたいんです。芸人がケガするリスクのある企画は時代的に難しいけど、やりたいです。