氷川きよし 活動再開後初のテレビ生歌唱は「白雲の城」 復活のステージに期待
NHKは23日、大みそかの「第75回NHK紅白歌合戦」(後7・30)の曲目を発表した。氷川きよしは「白雲の城」を披露する。2022年に活動休止を発表して以来、初めてのテレビ生歌唱となる。 2022年の紅白歌合戦でのパフォーマンスを最後に、歌手活動を休止し充電期間に入った氷川。今年の夏には東京・大阪で25周年記念コンサートを開催するなど、1年8カ月ぶりに歌手として本格的に活動を再開した。 今年も2022年と同様に、紅組、白組の枠を超えた特別企画での出場。氷川が紅白に出場するのは24度目となり、復活のステージに期待が集まる。 氷川が紅白で「白雲の城」を歌うのは2016年ぶり。この年は、熊本地震の被災地への復興への祈りを込めて熊本城からの中継で歌った。 今年の紅白のテーマは「あなたへの歌」。パリ五輪・パラリンピックに歓喜し、高揚した一方で、相次ぐ自然災害や終わらぬ紛争…多くの悲しみもあった2024年の大みそかに「ひとりひとりに最高の歌を」と思いを込める。 司会は昨年に続きお笑いタレントの有吉弘行、女優の橋本環奈、また朝の連続テレビ小説「虎に翼」の主人公・佐田寅子を演じた伊藤沙莉と、同局の鈴木奈穂子アナウンサーが務める。