箱根駅伝でシェア拡大狙う プーマが特別カラーのシューズを発表、立教大の快走をサポート
■包み込むようなフィット感 記者も試走
エキデン グロー パックの発表会では試走会も開かれ、記者はフルマラソンを4時間程度で完走するランナー向けの「DEVIATE NITRO™ 3(ディヴィエイト ニトロ 3)」を試した。
足を通すと、アッパーが足を均等に優しく締め付け、包み込まれるような感覚がした。ソールは柔らかいが高反発。27センチで片足270グラムの重量は、このクラスのランニングシューズでは標準的だが、フィット感が高いためか軽く感じた。試走は早朝の代々木公園(東京都渋谷区)で行われ、体が目覚めきっていない中のランニングだったが、シューズの反発が良く、足取り軽く走ることが出来た。
「プーマのシューズは国内メーカーと違い、一般の日本人ユーザーには向いていないといった固定観念がある」と今井氏。実際、記者は普段は他メーカーのシューズを履き、プーマは選択肢から外れていた。しかし履き心地はむしろ良く、走行感覚も好ましい。市民ランナーの間で製品やブランドの認知度を向上させることが、同社のシェア拡大のカギになると感じた。(西山諒)