箱根駅伝でシェア拡大狙う プーマが特別カラーのシューズを発表、立教大の快走をサポート
エキデン グロー パックの配色「PURE- GLOW(ピュア グロー)」は、黄色と紫のグラデーションが印象的。薄暗い早朝から練習に励むランナーが栄光を掴む瞬間を表現している。かかと部分には1番を意味する「01」があしらわれている。
価格は、エントリーモデルの「REDEEM PROFOAM(リディーム プロフォーム)」が9900円、競技者向けのミッドソールが分割されより強い反発力が得られる「FAST-R NITRO™ ELITE 2(ファスト アール ニトロ エリート 2)」が3万6300円(いずれも税込)など。
■このシューズなら区間賞10回取れた
新モデルの発表会には、プーマとパートナーシップ契約を結ぶ立教大陸上競技部の男子駅伝チーム・高林監督と3人の選手が登壇し、シューズの使用感や箱根駅伝への意気込みを語った。立教大は10月に行われた箱根駅伝予選会を1位通過し、3年連続で本戦出場を決めたほか、11月3日の全日本大学駅伝では初出場ながら7位に入ってシード権を獲得するなど、勢いに乗る。
2年連続で箱根駅伝の1区を走った林虎太朗選手は「シューズのカラーが、立教大のユニフォームの紫と合い、モチベーションが上がる。気に入っている」。箱根駅伝に向けては「4年生で泣いても笑っても最後の大会。後輩に置き土産を残したい。区間順位、記録でエースらしい走りができれば」と活躍を誓った。
今年8区を走った稲塚大祐選手は、ディヴィエイト ニトロ エリート 3を手に「地面を捉えている接地感がすごくいい。自分のリズムをよりよく作ってくれる。ロードでリズムを刻めるところがこのシューズの良いところ」。同じく4年生の山口史朗選手は「走る距離によってシューズを変えている」とこだわりを語った。
駒沢大時代に区間賞を7度獲得した高林監督は、選手たちと一緒に朝練習で走ることがあるといい、「このシューズは走り切れる。学生時代に履くことが出来ていたら区間賞を10回取れていた」と太鼓判を押した。