整えれば物事が上手く回り出す?暮らし上手の「バッグと中身」を見てわかった愛用品
普段はなかなか覗く機会がない、他人のバッグの中身。昨今は「部屋」「体」「心」…と“整え”ブームですが、バッグの中だって整理整頓すれば、物事が上手くまわりだすかもしれません。雑貨店店主、料理家、アパレルプレスなど、さまざまな業種で活躍する素敵な方たちの愛用バッグと中身を紹介した『ナチュリラ 心地よく生きる人のバッグと中身』を一部抜粋してお届けします。 【画像】「どれも素敵!」暮らし上手3名の「バッグと中身」大公開(全7枚)
■もの愛にあふれる雑貨店店主、かごバッグを持つのは仕事と自分だけの時間のとき 横浜で雑貨店「ヨリフネ」を営む船寄真利さんの通勤の相棒はかごバッグ。 「仕事やプライベートでも割れ物を持ち運ぶことが多く、しっかりとした素材でまちもあるかごバッグは安心して持てるためとても重宝しています。たまに、かごバッグではなくただのかごを持つこともあります。子どもと過ごすときは肩にかけられる大きなバッグしか持てないので、かごバックを持てる時間=自分の自由な時間であり、大事なものでもあるなと思います」
「ワランワヤン」のかごバッグには、イベントで手に入れたあずま袋を目隠し用に。黒いお財布は「ショサ」のもの。レザーを折りたたんで留めただけのシンプルな造りに惹かれました。色合いと口元の飾りがかわいい「キラリー」のポーチ以外は、手帳&ペン、リネンハンカチなどもモノトーンでシックにまとめています。
■車移動が多い料理家は、断然小荷物派。小ぶりなバッグをアクセサリー感覚で選んで ミニバッグを愛用しているのは、自宅でお菓子教室を開いている料理家の栗山有紀さん。
「片手で持ったときに全身とのバランスがいいことと、車移動が多いことから、バッグは断然コンパクト派です。バッグの小ささと荷物の少なさに驚かれますが意外と事足ります。仕事でお菓子を運ぶときは底が広くて安定感のあるかごとの2個持ちです。いちばん登場回数が多いのは、『アーツ&サイエンス』の黒レザーのバッグ。幅広まちのあるスクエア型なので、小ぶりでも容量は十分。上質な革素材で、きちんとした装いはもちろん、カジュアルスタイルもキリリと引き締めてくれ、合わせる服を選びません」