人気インフルエンサーの死にまつわる真実とは?SNS時代を映す話題作『#彼女が死んだ』公開決定
2024年5月に本国で公開され話題となった韓国映画『#彼女が死んだ』が2025年1月10日(金)より公開決定。あわせて、ポスタービジュアルと予告編が一挙解禁となった。 【写真を見る】他人の人生を盗み見る“観察”という異様な趣味を持つ主人公のク・ジョンテ 有名インフルエンサーの家に忍び込んだ男が、まさかの死体現場を目撃したことから始まる本作。容疑者としての濡れ衣を晴らすべく彼女のSNSにある交友関係などを辿る内、インフルエンサーという華やかな一面の裏にある秘密が徐々に明らかになっていく。緊張感溢れるストーリー展開と登場人物の心理を繊細に織り交ぜ描く驚愕のサスペンススリラーだ。 主演に映画、ドラマと幅広い活躍を遂げる若手実力派のピョン・ヨハンとシン・へソンが、『エンドレス 繰り返される悪夢』(17)に続き待望の共演をはたしている。2人の事件を追う刑事役を『ザ・コール』(20)での熱演も記憶に新しい抜群のカリスマ性を放つイエルが務める。 解禁されたポスタービジュアルでは、液晶画面が割れたスマートフォンを片手に、書類に埋もれて横たわっている女性の姿が印象的に挿入され、「始まりは、ある人気インフルエンサーの死だった。」というキャッチコピーが配置されている。物語の不穏な幕開けを予感させ、好奇心を掻き立てるビジュアルとなっている。 さらに予告編では、主人公ク・ジョンテ(ピョン・ヨハン)が不動産公認仲介士の職を利用して顧客が預けた鍵でその家に入り、他人の人生を盗み見る“観察”という異様な趣味を持つ裏の顔から、彼が興味を持つSNSインフルエンサー、ハン・ソラ(シン・ヘソン)の死体を発見し容疑者として追い詰められていく様子までを映しだす。 いまや現代社会のコミュニケーションツールとして確立されたSNSを題材に、簡単に繋がることができる故の恐怖と中毒性に警鐘を鳴らす『#彼女が死んだ』。SNS時代を映す話題作が上陸する。 文/平尾嘉浩