新井正人

　人気アニメシリーズ「機動戦士ガンダムΖΖ」の主題歌「アニメじゃない －夢を忘れた古い地球人よ－」で知られる新井正人がこのほど、富山を拠点に活動するシンガーソングライターuniとコラボした新曲「僕等のクリスマス～聖なる夜の贈り物～」（TURN ON RECORDS）を配信リリースした。収益は石川県能登半島地震・大雨災害被災地支援のため、日本赤十字社を通じて収益の全額が寄付する。 【写真】新井正人、ｕｎｉが競作した「僕等のクリスマス～聖なる夜の贈り物～」ジャケット 　新井は当初、作曲の一翼を担うかたちで関与していたが楽曲制作が進むにつれて、uniをはじめ制作スタッフ全員が「大切な隣人のために何かできることをしたい」という気持ちになり、このような寄付のかたちが実施された。同曲の新井正人バージョンがリリースされ、軽快なリズムとメロディーに乗せたシティポップ調の楽曲に仕上がっている。 　新井正人は1978年よりダイアリー、パルなどのボーカルグループで活躍。1978年には日テレドラマ『ちょっとマイウェイ』の主題歌「夜明けのマイウェイ」が50万枚オーバーの大ヒット。1985年よりソロとして活動を開始。アニメ『機動戦士ガンダムΖΖ』主題歌OP「アニメじゃない -夢を忘れた古い地球人よ-」、ED「時代が泣いている」でアニソンシンガーとしての地位を確立した。ほか、CMソングも多数ありシンガーとしての活動も充実しているが、前川清、三田村邦彦、須藤薫などへ作曲家として楽曲提供も数多い。1993年には「ブランドニュー・オメガトライブ」の３代目ヴォーカルとして参加。2017年より洗足学園音楽大学声優アニメソングコース非常勤講師に就任した。 　現在、『スーパーロボット魂』などアニソンイベントに数多く出演。１２月３１日には恒例の名古屋公演が行われ、たいらいさお、ＭＩＱ、吉田仁美、鮎川麻弥、宮本佳那子とステージに立つ。 （よろず～ニュース編集部）