県内初、業務用のEVトラック導入 急速充電で200キロ走行、市街地の配送に活用 環境配慮型の物流事業展開へ ラニイ福井貨物
FBC福井放送
福井市の物流会社「ラニイ福井貨物」は、県内で初めて業務用のEVトラックを導入し、環境に配慮した物流を目指します。 新たに導入したEVトラックはバッテリーを2個備え、1時間から1時間半の急速充電で200キロを走ることができます。同社では、環境に配慮しながら持続可能な物流事業を目指そうと、国の補助金を活用して購入しました。 9日は同社で納車式があり、運転手が乗り心地や充電方法を確かめていました。 ■ラニイ福井貨物 藤尾秀樹社長 「既存のディーゼル車に比べて、ほとんど二酸化炭素を出さない。環境にも優しいということで導入した。特に街なかにはEVトラックは向いていると思っている。これから市街地での配送はEVトラックが主流になる時代もやってくるのではないか」 同社では、福井市内での集配業務に使うことにしていて、今後10台まで増やしたいとしています。