「日本のサッカーレベルは世界で高く評価されています」元なでしこジャパン安藤梢が語る“現なでしこジャパンの強み”とは?
◆今の若い子はすごい…大物感が漂うなでしこジャパン
現在のなでしこジャパンのメンバーを見てみると、イングランドのマンチェスター・シティWFCやリバプールFCウィメン、チェルシーFCウィメンなど、名門チームに数多くの選手が所属していますが、この現状に「すごいですよね」と驚く安藤選手。 続けて「私たちのときは海外でプレーできなかったんですよ。(国際大会で活躍しても)なかなか評価してもらえなかったんですけど、今は若い選手がどんどん海外に行っていますし、しかもトップレベルのチームに所属しているので、私たちの時代では考えられないですね」とも。 特に若手選手は世界から注目を集めており、その1人が、チェルシーFCウィメンに所属する20歳の浜野まいか選手です。2022年に開催された「FIFA U-20女子ワールドカップ」では日本の準優勝に貢献し、大会MVPにも選出。「MS&ADカップ2024」でも1得点を挙げ、パリ五輪初戦のスペイン戦では、途中出場ながら多くのチャンスを演出しました。 そんな浜野選手について、中西は「(五輪の舞台でも)全然ビビっていないし、大物感がありますよね」と期待を寄せます。 最後に安藤選手は、「世界の女子選手たちのフィジカルレベルはすごく上がっていて、みんな速いし強いですけど、日本は組織力やコンビネーションで崩していく戦術が得意なので、そこを楽しんでもらいたいですね」となでしこジャパン戦の見所を語りつつ、「シュートやパス、ファーストタッチなど、日本の技術は世界で高く評価されています。ビックリするような技術ばかりなので、そこもぜひ見てほしいなと思います」と話していました。 (TOKYO FM「TOKYO TEPPAN FRIDAY supported by Ginza Sony Park」7月26日(金)放送より)