「日本のサッカーレベルは世界で高く評価されています」元なでしこジャパン安藤梢が語る“現なでしこジャパンの強み”とは?
◆パリ五輪初戦・スペイン戦を総括
なでしこジャパンは7月13日(土)に石川県・金沢ゴーゴーカレースタジアムでおこなわれたパリ五輪前・国内最後の国際親善試合「MS&ADカップ2024~能登半島地震復興支援マッチ がんばろう能登~(以下、MS&ADカップ2024)」でガーナ代表に4-0で見事快勝し、決戦の地・フランスへと旅立ちました。 しかし、現地時間25日(木)におこなわれた初戦では、FIFAランキング1位で昨年のワールドカップ優勝国・スペインと対戦し2-1で黒星スタート。この結果に安藤選手は「率直に言ってスペインが強かったですね。シュートシーンも上手でしたし、スペインの選手を見ていて何度も“うまっ!”って(思いました)」と相手選手を称えます。 一方、中西は昨年のワールドカップ・予選リーグで、なでしこジャパンがスペイン相手に4-0で完勝していることを受けて、「ワールドカップでは日本の戦術がうまくハマっただけに、今回のスペインは“日本は強い”ということを認識して試合に臨んでいたなと感じました」と感想を述べると、安藤選手も「とても警戒されていたし、日本の戦術や技術はスペインも脅威だったのではないかと思います」と同意します。 また、藤野あおば選手(日テレ・東京ヴェルディベレーザ所属)が挙げた先制点については、「あのフリーキックはスゴかったです! ボールスピードも女子ではかなり速かったと思います」と絶賛。 その後、スペインに逆転を許して敗北しましたが、安藤選手から見て、なでしこジャパンのレベルは確実に上がっていると言います。「とはいえ、世界からも日本は警戒されているので、逆にそのなかで勝っていくのはすごく大変だと思います」と印象を語っていました。 ※なお、このオンエア後の29日(月)におこなわれたブラジル戦を2-1で、31日(水)におこなわれたナイジェリア戦を3-1で勝利! その結果、1次リーグ2位で決勝トーナメント進出を決めました! 次は3日(土)に準々決勝でアメリカ代表と対戦します。