プロでは大成しない…?高校通算ホームランランキング第5位 中日で”モデルチェンジ”したが
第106回全国高等学校野球選手権大会が、8月7日に開幕。夏・王者をかけて出場49校がしのぎを削る。今大会も高校通算60発を超える宇野真仁朗(早稲田実)、高橋徹平(関東一)らプロ注目のスラッガーが登場する。特にここでは、現役プロ野球選手の高校通算ホームランランキングを紹介したい。 【表】夏の甲子園2024 組み合わせトーナメント表
5位:高橋周平(71本)
・出身地:神奈川県 ・投打:右投左打 ・身長/体重:180㎝/90㎏ ・生年月日:1994年1月18日 ・経歴:東海大甲府高 ・ドラフト:2011年ドラフト1位 卓越したバットコントロールで、プロではアベレージヒッターとして活躍する高橋周平。東海大甲府高時代は、通算71本塁打を誇る左のスラッガーだった。 東海大甲府高では、1年夏から4番に抜擢。普段の練習から異次元のパワーを見せつけ、同校グラウンドの右翼ネット後方に特設ネットが作られるほどだった。 3年間で甲子園出場を果たすことはできなかったが、2011年AAAアジア野球選手権大会の高校日本代表に選出。木製バットも苦にせず、「3番・遊撃」として打率.500(20打数10安打)、1本塁打、13打点の成績でチームを優勝に導き、大会MVPに輝いた。 2011年のドラフト会議では、3球団がドラフト1位指名。抽選の結果、中日ドラゴンズへ入団した。プロ入り後はミートを主眼とする打撃スタイルにモデルチェンジ。本塁打数のキャリアハイは11本だが、2019年には三塁手部門のベストナインを受賞。 さらに、翌2020年には打率.305の高打率を残した。しかし近年は故障などもあり出場機会が減少しており、復活が期待されている。
ベースボールチャンネル編集部