立憲・前職　篠原孝さん（76）

衆院選長野1区で立憲民主党の前職・篠原孝さん（76）が8回目の当選を果たしました。 選挙戦では、自民党の派閥の「裏金問題」を徹底的に糾弾し、「野党が力をつけ、自公政権と対峙することが大事だ」と力を込めていました。 また、農林水産省の出身でもあり、農政について、食料自給率向上のために国から農家への補償の拡大が必要だと訴えました。 篠原さんの喜びの声です。 立憲・前職　篠原孝さん（76）： 「一番痛切に感じている私の政治課題は地方の活性化です。こんなに疲弊している根底にある農林水産業がきちんとしていないからこのままいったら人口減少もあり日本はつぶれてしまいます。このことを8期目の当選させていただいたので真剣にやりたい。それから『政治とカネ』この問題、私はずっとやってきている。これを絶対に中心になってやってまいりたい。少なくとも分かったのは木曜日に（報道されたは）2000万円問題。2000万円問題は相当、響いたのでは」 同じく長野1区に立候補していた自民党・前職の若林健太さんは次のように述べました。 自民・前職　若林健太さん（60）： 「大変な逆風の中でのスタート、ご心配いただき、支援いただいたこと、感謝申し上げたい。結果は私の責任、本当に今回の不記載の問題を含めおわび申し上げたい」 長野1区には、このほか日本維新の会・新人の若狭清史さん（44）が立候補していました。