和歌山市のギャラリーで「へんなハゼ展」 卵からの成長つづる写真展示も
ハゼ研究者の池辺裕子さんが6月29日、写真展「変なハゼ展~河口から上流まで棲(す)むハゼたち~」を「小松原アートスペース」(和歌山市吹上)で開催する。(和歌山経済新聞) 【写真】池辺さんが撮影した夏の繁殖期に見られる婚姻色のトビハゼ トビハゼ、ゴマハゼ、ミミズハゼ、ムツゴロウなど、約10点の写真に加え、5~6種類のハゼやムツゴロウなどの生体展示を行う同展。会期中は池辺さんが在廊し、生態などを解説する。30日14時からはトークショー「ハゼってなんなん?」を開く。ハゼをモチーフにしたグッズの販売も行う。 池辺さんは2021年、ギャラリーカフェ「AQUA(アクア)」(満屋)でハゼをモチーフに他のアーティストとの合同展「変なハゼ展1」、2022年に「変なハゼ展2」を開催。2022年には「かまどの下の灰までgallery」(元博労町)で初の個展を開いた。 池辺さんは「展示する写真の撮影中に偶然見つけたハゼの卵を育てて、その卵の成長からふ化までの様子の写真など、ハゼの成長記も展示する。『ハゼって聞いたことはあるが生態は知らない』という人に見ていただきたい」と来場を呼びかける。 開催時間は13時~18時(最終日のみ16時まで)。7月3日まで。
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