ニコニコに大規模サイバー攻撃、サービス一時停止 今週末は復旧見込み立たず 運営明かす
大手動画サービス「ニコニコ」を運営するドワンゴは8日、公式サイトで、大規模なサイバー攻撃を受け、サービスを一時停止していることを明かした。 現在、ニコニコのトップページは「ニコニコサービスが利用できない状況について」というタイトルと、現状についての説明が記されている。 運営チーム名で「現在、ニコニコは大規模なサイバー攻撃を受けており、影響を最小限に留めるべく、サービスを一時的に停止しています。調査および対策を急いで進めておりますが、サイバー攻撃の影響を完全に排除できたと確信し、安全が確認されるまで、復旧に着手することができません」と記され、復旧に時間がかかることが明かされた。 「少なくともこの週末中は復旧の見込みがございません。ご不便をおかけしており、心からお詫び申し上げます」とし、9日までは復旧の見通しが立たないとし「最新の状況については月曜日(2024年6月10日)に再度お知らせいたします」とも記された。 ニコニコ動画やニコニコ生放送、外部サービスでのニコニコアカウントログインなどのサービスが停止となっているという。 また「現在の状況」として「復旧作業と並行して、攻撃の経路および情報漏洩の可能性を調査中です」とし、クレジットカード情報の漏えいは確認されていないことも明かした。 ニコニコは「今週末に予定されていた動画投稿や生放送番組を楽しみにしていたユーザーの皆様に深くお詫び申し上げます。対応が完了するまで、どうかご理解とご協力を賜りますようお願い申し上げます」と、理解を呼びかけている。