【衆議院選挙】激戦島根1区 立憲の前職、自民の前職、共産の新人 女性3人三つ巴の戦い 終盤情勢は?
企業団体献金の禁止、政党助成金の廃止による政治改革など、共産党ならではの公約を一貫して訴え続けています。 共産・新 村穂江利子候補 「内部留保課税、ここについても献金をもらわない日本共産党だから言えるということで、日本共産党が他党と違うところはどこかというのを、私も精一杯訴えて比例の票を積み、小選挙区でもぜひ村穂を応援してほしいということを訴え抜きたいと思います」 あすは島根大学時代から暮らしてきた松江市で遊説を行います。 自民・前 高階恵美子候補 「お昼ですね。(顔の皮)剥けちゃいました」 国政経験は15年という自民党の高階さんは、小選挙区での選挙戦は初挑戦。 終盤戦に入ると日焼けで顔の皮が剥けて、赤くなっていました。 自民・前 高階恵美子候補 「(晩ご飯は)やってますよ。というか、自分で作ってちゃんと食べてます。ありがたいです、近くのスーパーがなんとかギリギリの時間まで開いているので。そこで買い込んで、さささと。料理もストレス解消なんですよ」 島根の地方創生=「島根創生」を掲げ選挙区内の中山間地域もくまなく遊説。離島振興を訴えるため隠岐エリアも回りました。 そしておととい夜には松江市内で決起集会を開催。舞立農林水産大臣政務官や島根県の丸山知事が駆け付け、集まったおよそ300人に支持拡大を訴えました。 自民・前 高階恵美子候補 「(背中が見えた)時間はないですね、でも手応えというんでしょうかね。ぐっと温度が上がってきている感じはあります。ラストスパート、皆さんにとっても悔いのない選挙だったねって言えるように、精一杯お伝えをして、お力をお借りするということになると思います。頑張ります」 あすは大票田・松江市などで街頭演説を行い、最後まで追い上げを図ります。 JNNでは22日から23日にかけて有権者に対しインターネット調査を行い、取材を加味して選挙戦終盤の情勢を分析しました。 その結果、島根1区では現在、亀井さんが先行。高階さんが追う展開で、村穂さんは厳しい戦いとなっています。
亀井さんは立憲民主・れいわ新選組の支持層を固め、無党派層への広がりを図っています。 高階さんは自民・公明の支持層をほぼ固めていますが、無党派層への浸透が課題です。 村穂さんは支持が広っておらず、厳しい戦いとなっています。 ただ、3割以上の人が投票態度を明らかにしておらず、情勢は変わる可能性があります。 注目の島根1区。衆院選の投開票日は27日・日曜です。
山陰放送