超満員だったのは? Jリーグ収容率ランキング22位。50%超えも…。期待を裏切る降格
2024シーズンの明治安田生命Jリーグは全日程を終えた。スタジアムの盛り上がりを知る上で観客動員数は重要な指標だが、収容可能人数に対してどのくらい埋まったかというのも大事だ。スタジアムを満員にしたのはどのクラブか。今回は、2024シーズンにおけるJ1からJ3までの各クラブのリーグ戦収容率を計算。スタジアムを熱気で満たしたクラブを、ランキング形式で順位ごとに紹介する。
22位:鹿児島ユナイテッドFC 本拠地:白波スタジアム(12,606人収容) 平均入場者数:6,596人 平均収容率:52.3% 22位には鹿児島ユナイテッドFCが入った。 J3で戦った昨季の平均入場者数は5,904人。今季は6,596人と約600人の増加に成功している。J2、J3と舞台が違うとはいえ、クラブにとっては嬉しい事実だろう。 12,606人収容の白波スタジアムの収容率は52.3%となっており、まずまずの盛り上がりを見せている。やはり、同じ九州を本拠地とするクラブが多かったこともプラスにはたらいており、V・ファーレン長崎戦は6,471人(収容率51.3%)、ロアッソ熊本戦で10,277人(収容率81.5%)、大分トリニータ戦で7,523人(収容率59.7%)と、いずれも高い数字を残している。 今季最低の入場者数となったのは、4月3日に行われた第8節のヴァンフォーレ甲府戦で3,208人(収容率25.4%)だった。ただ、この試合は平日開催だったため、ある程度仕方ない部分はある。同試合以外で3,000人台に留まったのは第6節の横浜FC戦(3,933人)のみで、九州勢との対戦以外でも、それなりに多くのサポーターが足を運んでいたことがわかる。 しかし、最後までJ2残留を願ったサポーターの思いは届かず、クラブは来季をJ3で戦うことになった。先述の通り、J3時代の平均入場者数は6,000人台を下回っているが、果たしてどうなるのか。
フットボールチャンネル