水道管の凍結 事前の対策や凍結した場合は? 水道局に聞いてみた
冷え込むと用心が必要なのが水道管の凍結です。 事前の対策方法や注意点について担当者に聞きました。 【写真を見る】水道管の凍結 事前の対策や凍結した場合は? 水道局に聞いてみた 甲府市上下水道局のパトロール車: 「厳しい寒さが予想されます。水道管の凍結にご注意ください」 今シーズン一番の寒波に伴い、7日から甲府市は水道の凍結注意を呼びかけるパトロールを強化しています。 甲府市上下水道局によりますと、気温がー4度以下の日が数日続くと水道管が凍結する恐れがあるといいます。 では、実際に凍結しないためにはどのようなことに注意すればよいのでしょうか。 ■水道管の保温 外の水道管には発泡スチロールなど保温材を巻き、雨水などが入らないようにビニールテープで覆うことで防寒対策になります。 保温材がない時はタオルも有効です。 一方、既に保温材で対策している人も実は注意が必要です。 甲府市上下水道局 早川貴宏課長補佐: 「(保温材が)紫外線で劣化が進みますので、(水道管の)露出部分が凍結しやすくなってしまうので再度、そこを確認をしていただいて対策をしていただくのが1番いいかと思います」 ■水を少し出しておく 鉛筆の芯ほどの太さの水を前日の夜から出し続けることでも、凍結対策になります。 ■水抜きをする 空き家など水道を使用しない時は水道メーターの近くなどにある、水抜き栓を閉めることで、水道管の水が抜けて凍結を防止できます。 甲府市上下水道局 早川貴宏課長補佐: 「閉めが甘いと水道管の中に(水が)入ってしまって凍結をしやすくなってしまうので、しっかり止まるとこまで回していただくことが重要になるかと思います」 万が一、水道が凍結した場合は、タオルをかぶせて40度前後のぬるま湯をゆっくりかけるか、自然解凍を待つことになります。 甲府市上下水道局 早川貴宏課長補佐: 「無理に蛇口をまわしてしまうとパッキンが破損する恐れがありまして、また蛇口などに直接熱湯をかけますと急激な温度変化で水道管が破損したりしますので、出来る限り凍結させないような対策をお願いします」
甲府ではあす10日から3日連続で最低気温がー4度以下となる予想で、水道を守るためにも事前の対策が大切です。
テレビ山梨