山国川でアユの友釣り解禁 漁協「水の濁りが少なく順調に育っている」 大分
大分放送
大分と福岡の境を流れる一級河川の山国川で、10日、アユの友釣りが解禁され、朝から釣り糸をたらす愛好家たちの姿が見られました。 【写真を見る】山国川でアユの友釣り解禁 漁協「水の濁りが少なく順調に育っている」 大分 清流の女王とも呼ばれるアユはこれから旬を迎えます。山国川では夏の風物詩、友釣りが10日解禁され、大分県中津市耶馬渓町の河原にも、朝からさおを操る愛好家が訪れていました。友釣りはアユの縄張り行動を利用して、おとりのアユに攻撃させ針にかける技法です。 山国川漁協では4月からあわせて28万匹の稚魚を放流。今年は水の濁りが少なく順調に育っているということで、体長18センチ程度のアユが釣り上げられていました。 (釣り客)「うれしいですね。ようやくやってきたという感じで、おとりアユを、アユがいそうなところに導いていたら、パーンとかかる。そこが醍醐味ですね」 独特な香りがあることから、香魚の異名を持つアユはこれから秋にかけて、体長およそ30センチまで成長を続けます。山国川のアユ漁は12月末まで続きます。
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