50代の女性が今こそ起業にチャレンジすべき7つの理由
柔軟な働き方と自由を手に入れ、ステレオタイプを打破できる
■4. 起業によって、柔軟な働き方と自由が手に入る 起業によって得られる働き方の柔軟性は、多くの女性にとって魅力的だ。働く時間や労働環境の構築、さらにはどれだけ働くかについても自分で決められる力が手に入るからだ。こうした自律性を、50代に入った人は特に魅力に感じるだろう。ちょうどライフスタイルや時間、エネルギー配分を、もっと自分でコントロールしたい時期だろうからだ。 ■5. 加齢の持つ意味を再定義し、ステレオタイプを打破できる 現代に生きる50代の女性たちは、加齢やキャリア形成をめぐる言説を塗り替えてきた。起業は「キャリアの成長には有効期限がある」という時代遅れの考えを押しのける上で有力な手段の一つだ。 新たな事業に踏み出すことで、自分自身の可能性を再定義できるでなく、年齢による制約を感じている他の女性たちも力づけられる。 ■6. これまでに築いた人脈を活用できる 人生でこの年代に入った人なら、仕事で知り合った人や友人、地域社会の人たちのネットワークを持っているはずだ。そうした人たちが、新たなビジネスでの歩みをサポートしてくれるだろう。アドバイスや、メンターとしての指導、人材の紹介、コラボレーションなど、どんな形であれ人脈は計り知れないリソースとなるはずだ。 ゼロから事業を構築することにひるんでしまう人もいるかもしれないが、支援してくれる人や協力者たちのネットワークがあるのは大きな利点だ。 ■7. 大胆に一歩を踏み出すべきタイミングが訪れている 起業に恐怖感を覚えることもあるだろう。特に、人生の後半戦に入ってから大きな変化を起こそうとするならなおさらだ。しかし、こう考えてみてほしい──最大級の成功を収める起業家は多くの場合、リスクをいとわず、あえてスケールが大きく、大胆な発想をする者だ。 始める前からすべての状況を理解したり、完璧に準備したりする必要はない。ワクワクする気持ちを大事にしながら、自分の直感を信頼して「思い切って跳ぶ」ことを自分に許そう。 ■今、あなたの旅が始まる ここまでの話をまとめよう。起業するのは、何歳であっても胸が高鳴る挑戦だ。困難はあるけれども、充実感をもたらす「旅」だ。 50代の女性にとっては、自らの経験やスキル、情熱のすべてを、本当の意味で「自分のもの」と言える事業に注ぎ込むチャンスである。それが経済的安定を確立し、自身のキャリアを再定義し、自分なりのやり方で世の中にインパクトをもたらす機会となる。 これまでに起業を考えたことがあるのなら、年齢を理由にためらう必要はない。新しい自分を作り出すべきタイミングは、今だ。自信と勇気を持ってこの新章を受け入れよう。なぜなら今のあなたには、成功に必要な条件がすべてそろっているのだから。
Melissa Houston