「すべてが正しい方向に進んでいる」エンバペのオランダ戦出場は?フランス代表監督が語る
フランス代表のディディエ・デシャン監督は、鼻骨を骨折したFWキリアン・エンバペの状態について語った。 優勝候補の一角としてEURO2024を迎えたフランス。初戦ではオーストリアに苦しみながらも1-0で勝利したが、この試合の後半に主将エンバペが相手選手との競り合いの中で顔面を負傷、途中交代していた。鼻骨を骨折したことが判明し、一時は代表離脱の可能性も伝えられていたが、幸いにも手術の必要はないことが伝えられている。 そんなエンバペだが、鼻をバンテージで固定、フェイスガードを着用して21日のオランダ戦を前にしたトレーニングでチームに合流した。グループDの行方を占う大一番を前に、同選手がプレーできるかには注目が集まっている。 そしてデシャン監督は、オランダ戦を前にした会見で「大きな衝撃があった後、すべてのことが正しい方向に進んでいる。昨日も彼はフィールドに立ち、軽いアクティビティをすることができた。今晩も同じことができるだろう。明日の試合で起用可能であることを確実にするため、正しい方向に進んでいると思うよ」と語った。 また、「キリアンはマスクを着用する。我々がこのマスクに関して詳細を知る必要はないだろう」と、エンバペが今大会の残りでフェイスガードを着用してプレーすると説明した。