【天気予報】西高東低・冬型の気圧配置 この時期らしい寒さ 全国の雨雲シミュレーション(30日午前)
発達中の低気圧がオホーツク海にあって北へ進んでおり、日本付近は冬型の気圧配置となっています。また、北陸地方から北日本の上空約5500mに、氷点下30度以下のこの時期としては強い寒気が流れ込んでおり、東日本から北日本では大気の状態が非常に不安定となっている所があります。北陸地方と東北地方では引き続き30日は、断続的にやや強い雨が降り、大雨となる所がある見込みです。各気象台が発表した情報と、全国の雨と雲のシミュレーションです。(11月30日05時00分 気象庁発表) 【写真を見る】どこで雨?雨雲シミュレーション ■30日(土)の雨と雲の予想 西高東低の気圧配置は12月1日にかけて続く見込みです。寒気の流入で、北日本では大雪となる所がある見込み、西~東日本でも、日本海側の山地では30日、積雪や路面凍結による交通障害に注意が必要です。一方、関東から東海は大体晴れて、行楽日和になる予報です。雨と雲の予想は「写真を見る」から確認できます。 ■1日(日)の雨と雲の予想 北日本を中心に、日本海側では荒れた天気が続く見込みです。九州も午後から一部雨雲がかかる予想となっています。シミュレーションは「写真を見る」から確認して下さい。 ■北陸地方 【新潟地方気象台】11月30日05時12分発表 北陸地方では30日は雷を伴って雨が断続的に降り、大雨となる所がある見込みです。その後も、12月1日にかけて雨の降りやすい状態が続くでしょう。雨雲が予想よりも発達したり停滞した場合、現在発表していない地域にも大雨警報を発表する可能性があります。これまでの雨や令和6年能登半島地震の影響により地盤の緩んでいる所があり、少ない雨量でも土砂災害の危険度が高まるおそれがあります。 [雨の予想] 30日6時~24時間予想降水量は多い所で、 新潟県 80ミリ 富山県 60ミリ 石川県 40ミリ 福井県 30ミリ 1日6時~24時間予想降水量は多い所で、 新潟県 50ミリ 東北地方 【仙台管区気象台】11月30日05時30分発表 東北日本海側では、雷を伴ってやや強い雨が断続的に降り、大雨となる所がある見込みです。また、西よりの風が強く、気圧の傾きが予想以上に大きくなった場合には、警報級の風となる可能性があります。
[雨の予想] 30日6時~24時間予想降水量は多い所で、 東北日本海側 60ミリ [風の予想] 30日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 東北日本海側 海上 18m (30m) 東北日本海側 陸上 15m (30m) 12月1日に予想される最大風速(最大瞬間風速) 東北日本海側 海上 18m (30m) 東北日本海側 陸上 15m (30m) [波の予想] 30日に予想される波の高さ 東北日本海側 5m 12月1日に予想される波の高さ 東北日本海側 5m
長崎放送