レノファ選手と西京高生、企画を考案 盛り上げへお面やレノ丸ちょうちん販売など【山口】
サッカーJ2レノファ山口の田邉光平選手と末永透瑛選手が16日、西京高(古川幸隆校長)を訪れ、同クラブを盛り上げる企画を商業科の3年生8人と一緒に考えた。1万人の入場者を目指す「総力1万人プロジェクト」を兼ねる8月3日のホーム戦での実現に向けて意見を出し合い、企画をつくり上げていく。 同科の課題研究の一環で、生徒と選手が協力して進めるのは初めて。夏祭りをテーマに、維新みらいふスタジアムで実現可能な企画を考え、クラブの了承が得られれば実行に移す。 最初に生徒からの質問コーナーで心の距離を縮めた。議題に入ると、若者らしいアイデアが次々と出され、選手のお面やレノ丸ちょうちんの販売といった声も挙がった。田邉選手は冷凍ミカン、末永選手はイチゴあめの販売を推していた。レノファの従業員からどの年齢層をターゲットにするのかなど戦略のアドバイスもあった。 嶋田雄大君は「選手と会話でき、貴重な経験となった。出た意見を深掘りし、1万人プロジェクトの力になれたら」と話した。 田邉選手は「企画が通り、スタジアムに多くの人が駆け付けてほしい」、末永選手は「ホーム戦に向けてしっかり話し合いを進めたい」と話した。