西武の“レジェンド助っ人”がスペシャルアドバイザーに就任 現役時代は3年連続ホームラン王
プロ野球・西武は11日、球団OBのオレステス・デストラーデさんがスペシャルアドバイザーに就任したと発表しました。 【画像】現役時代に共に戦った辻発彦前監督との再会に喜びを見せるデストラーデ氏 キューバ出身のデストラーデさんは現役時代、1989年のシーズン途中、西武に入団すると、規定打席に届きませんでしたが、32本塁打をマーク。 翌年の90年には打率.263、42本塁打、106打点の活躍で、本塁打王と打点王の2冠に輝き、チームの2年ぶりのリーグ優勝に貢献。巨人との日本シリーズ第1戦では、初回の第1打席に槙原寛己投手からスリーランホームランを放つなど、日本一の原動力にもなり、日本シリーズMVPを獲得しました。 91年にも打率.268、39本塁打、92打点の成績で2年連続で、本塁打と打点の2冠に輝き、チームの2年連続日本一に貢献。 92年には打率.266、41本塁打、87打点で3年連続となる本塁打王を獲得。チームも3年連続日本一に輝くなど西武の黄金期を支えました。 93年から2年間、MLBのマーリンズでプレーしましたが、95年に西武に復帰。5月のオリックス戦では、大きくリードを許す試合展開の中、ピッチャーとしてマウンドにもあがりました。 今回の主な業務は、アギラー選手、コルデロ選手、ガルシア選手の外国人野手3選手のサポートとなるデストラーデさん。球団を通じて、「またライオンズファンの皆さんと会えると思うと、とても楽しみです。ライオンズは今、私と同じく中南米出身の外国人選手が多いので、彼らを生活面も含めてしっかりとサポートして、大好きなライオンズの力になれるように尽くします」とコメントしました。