ナイジェリア、バイナンス幹部の脱税容疑を取り下げ──マネーロンダリング容疑は継続
悪化する病状
現地時間5月23日にガンバリャン氏はマラリアのために法廷で倒れた、と家族の代理人による声明では述べられている。それ以来、「病状は悪化し、ティグランは今、肺炎を患っている」。 声明によると、エメカ・ヌウィテ(Emeka Nwite)判事が同氏を病院に連れて行くよう命じたものの、刑務所は簡易検査に連れて行くまでに11日もかかり、検査結果はまだ家族に伝えられていないという。 ティグラン氏の妻、ユキ・ガンバリャン(Yuki Gambaryan)氏は声明で「我々は、無実のアメリカ市民の即時釈放を求めてアメリカ政府がより強力に介入することを強く望む」と述べた。 「事態はあまりにも長引いており、ティグランは命の危機に瀕している」 米CoinDeskは、同国の連邦内国歳入庁と最高裁判所にコメントを求めているが、まだ返答はない。 |翻訳・編集:T.Minamoto|画像:ナイジェリアで拘束されているバイナンスのコンプライアンス責任者、ティグラン・ガンバリャン氏(Shutterstock/Consensus)|原文:Nigeria Drops Tax Charges Against Binance Executives
CoinDesk Japan 編集部