笹生優花の14本 全米女子オープン2勝目は「オーパス」で獲った
◇国内女子◇スタンレーレディスホンダゴルフトーナメント 事前(3日)◇東名CC(静岡)◇6590yd(パー72) 【画像】テキサス州ダラス 笹生優花のご自宅拝見 今季初の国内ツアー出場となる笹生優花。キャロウェイの契約選手となって3年目を迎える彼女のバッグの中身を細かくチェックしてみた。 シーズン序盤からウッド系に大きな変更はない。ドライバー「パラダイム Aiスモーク トリプルダイヤモンド」に、長らく使用するイミドアンドサンズの真っ黒なシャフトを差す。やさしさがある「パラダイム AiスモークMAXフェアウェイウッド HL」(16.5度)の3番ウッド、2代目「APEX UW」(19度)と続く。その下は「Ai スモークユーティリティ」5UT(24度)か「APEX CB」4番アイアンか、コースによってどちらかを選ぶ。今週は5UTがバッグに入る予定だ。
アイアンは「APEX CB」(5I)、ノーメッキの「APEX MB」(6~9I)のコンボ。「アイアンを新しくした時にそれしかなかったので」というのがノーメッキにしている理由。4月から愛用しているお気に入りだ。 56、60度のウェッジ2本は新しい「OPUS(オーパス)」に変更したばかりというが、実は60度に関しては「S6」というコードネームがついたモデルをすでに3月から使ってきていたという。
「バックフェースのデザインはジョーズだったのでみんな気づかなかったかもしれないですが、中身はオーパスだったんです。そのときは60度しかなく、それだけずっと使ってきました」。つまり全米女子オープンも「S6」という名のオーパスで勝っていたわけだ。 「元々使っていたジョーズロウは、ネック外側(バックフェース側)のヒール部分を削ってもらっていたのですが、オーパスの場合はそこが最初からすっきりしていた」と一目ぼれだった様子。バックフェースには恐竜と「18」の刻印がある。「恐竜が好きなんで、Tレックスを入れてもらいました。『8』の数字も入れたくて。でも、ひと桁だけだと寂しかったので『18』にしました(笑)」とお気に入りの1本に仕上がった。 パターはここしばらくお気に入りのAiワンミルドのマレット「Ai-ONE MILLED THREE T DB」を継続。ダブルベンドネックはツアーオンリーの特注品だ。