はぶつぶカフェ 生徒が企画、笑顔で接客【山陽小野田】
山陽小野田市埴生地区の中・高生などで構成する「はぶMHCC」主催の第2回はぶつぶカフェが16日、埴生地域交流センターで開かれた。生徒たちが企画から販売までを手掛け、会場ではコーヒーやかき氷を提供した。 同カフェは市が推進するRMO(地域運営組織)の取り組みの一環。MHCCには「自分たちのまちは自分たちでつくる」という意味が込められている。同地区のRMO課題検討部会が4月にメンバーを募集し、中学生5人、高校生1人の計6人が集まった。6月からイベントでやりたいことを話し合って企画を練り、価格や販売量を決め、同部会のメンバーがサポートした。 カフェは多目的室を中心に開催し、生徒たちが作ったかき氷やパウンドケーキ、クッキーを販売。約300人の来場者が押し寄せる中、笑顔での接客を心掛けた。同部会が用意したカレーライスや瓦そば、地域から集めた人形なども提供し、和やかな雰囲気に包まれた。 長府高に通う藤井華穂さん(3年)は「地元が好きで盛り上げるイベントに関わりたかった。この活動を通じて若い人が集まり、にぎやかなまちになってほしい」、埴生中3年の河口友翔君は「買い出しも自分たちで行い、価格を決めるのに苦労した。地域と子どもが交流できる場にしたい」と話した。