亀田京之介「次はKOで勝負をつけたい」中川麦茶との再戦決定 7・28「3150FIGHT vol.9」
プロボクシング元世界3階級制覇王者の亀田興毅氏(37)が21日、大阪市内で会見し、ファウンダーとして自身が主催する興行「3150FIGHT vol.9」(7月28日、滋賀ダイハツアリーナ)の追加対戦カードを発表した。 【写真】亀田興毅ファウンダーを挟み、完全決着を誓う亀田京之介と中川麦茶 セミファイナルで、「亀田三兄弟」のいとこで日本フェザー級5位の亀田京之介(25)=TMO=と日本スーパーバンタム級6位の中川麦茶(35)=ミツキ=が58キロ契約8回戦で対戦する。 両者は昨年8月にも56・0キロ契約8回戦(エディオンアリーナ大阪)で対戦。試合前の会見で会場を破壊するほどの大立ち回りを演じて注目されたが、試合は互いに決め手を欠き、1-1で引き分けた。 この日はともに会見に出席し、京之介は「(前回の試合は)納得いかなかった。次はKOで勝負をつけたい」、中川も「自分はKOで勝つつもりだが、はっきりした形で勝ちたい」と〝完全決着〟を宣言。亀田ファウンダーも「(前回の試合は)互いに警戒していたのか、試合前の盛り上がりに比べ、内容はどうなのかというのがあった。どちらが強いか、ヒリヒリするような試合が見たい」と期待を込めた。 この試合でKO勝ちした場合、勝者には全試合を無料生配信するインターネットテレビの「ABEMA」から100万円のボーナスが贈られる。 プロ戦績は京之介が17戦12勝(8KO)3敗2分け、中川が41戦28勝(18KO)10敗3分け。 当日の興行はIBF世界ミニマム級王者の重岡銀次朗(24)=ワタナベ=が同級1位のペドロ・タドゥラン(27)=フィリピン=の挑戦を受ける3度目の防衛戦をメインに計7試合が行われる。