『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』展が本日から開催! 資料や美樹本晴彦イラストが大集合。等身大リン・ミンメイ、会場限定グッズも盛りだくさんな内覧会リポート
2024年10月25日~11月10日、2024年で劇場公開から40周年を迎えるアニメ『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』の展示会が開催される。 【記事の画像(27枚)を見る】 場所は神奈川県・マルイシティ横浜のイベントスペース3階。入場料は1000円[税込]で、小学生以下は無料となっている。 開催前日、メディアや関係者向けの内覧会が実施された。本記事では会場の模様をリポート。展示内容の写真については、一部内容だけざっくりと掲載する。 入場すると、特典ステッカーがプレゼントされる。 劇場版マクロスの資料・美麗イラストがズラリ 入場すると、『愛・おぼえていますか』がどのように製作されていったのか、河森正治氏による初期案やストーリーボード、メカニックデザインなどがズラリ。主役機の“VF-1 バルキリー”などのほか、制作用の“イメージ”のために描かれたとは思えないほどに美麗なビジュアルも楽しめる。 少し進むと、登場キャラクターたちの身長対比表が。正確には図っていないが、筆者の体感的におそらくある程度実物のサイズに合わせて表現されていると感じた。来場すれば、キャラクターたちと背比べができるだろう。フォッカー少佐、やっぱデカすぎるね……。 さらには美樹本晴彦氏によるキャラクターの設定画のほか、宮部一貴氏、河森氏によるゼントラーディ、メルトランディといった敵勢力のメカニックデザイン画も盛りだくさん。 また展示の中盤ごろからは絵コンテや背景美術といった、実際にアニメ製作に入った段階の資料が閲覧できる。とくに絵コンテは描き込みがものすごく、「これコンテの域超えてない!?」と思うほどに見どころ満載だ。ほかにも、リン・ミンメイの歌唱シーンの原画なども。 そして後半からは美樹本氏がこれまで手掛けてきた『愛・おぼえていますか』にまつわる、レコードジャケットやパッケージ、宣伝用のものなど、珠玉のイラストたちがズラリ。美樹本氏ならではの、鮮麗されたイラストレーションの数々をじっくりと楽しむことができる。 また、『マクロス』シリーズといえば、音楽も欠かせない存在。『愛・おぼえていますか』に関する音楽ソフトも展示されている。 最後にはリン・ミンメイの等身大フィギュアが登場。こちらはかなり前のイベントでも披露されていたものだが、今回初めて見る人もいると思うので、ぜひご自身の目で楽しんでみてほしい。 会場限定グッズも満載 物販も充実しており、本イベント用に、新規描きおろしイラストを使用した会場限定商品や、プラモデルなどが販売されていた。 本イベントのメインビジュアルを使用したグッズや、手塚治虫風イラストのアクリルスタンドなどといった特別なアイテムも登場(製作には手塚プロダクションが関わっている)。 ユニークなのが、僧侶・天野こうゆう氏が手掛けた、バルキリー VF-1シリーズをモチーフした土人形“どろどろいど”。土人形ならではの暖かみや、ちょうどいいサイズ感が妙にかわいく、つい欲しくなってしまった。 筆者はとくにVF-1J アーマード バルキリーが気に入った。なんかぽちゃっとしてて超カワイイ。 Tシャツは限定のリン・ミンメイのものだけでなく、『マクロス』シリーズに関するものも用意されており、『マクロス7』や『マクロスΔ』などのファンにもオススメだ。 ちなみに物販ブースには記念撮影できるスペースもあるので、もし来場した場合はこちらで撮影を楽しむといいだろう。 アーケード版移植の発売も! なお、2024年12月26日に『アーケードアーカイブス 超時空要塞マクロス』がNintendo Switchとプレイステーション4が発売される。本作は、1992年にバンプレスト(当時)から発売された、アーケードシューティングゲーム。 ゲーム設定は『超時空要塞マクロス 愛・おぼえていますか』をベースとしており、本展示会にもピッタリ。物販ブースの奥では、発表されたばかりのPVも流れているので、ぜひご注目を。 ※『アケアカ 超時空要塞マクロス』について詳しくはファミ通.com関連記事をチェック! アニメ会社、模型会社に並び、バンダイナムコエンターテインメントとハムスターからの祝花も。 ちなみに会場であるマルイシティ横浜は、横浜駅直結で歩いていける。エスカレーターで3階に行けば左手にすぐ見えるので、会場は比較的わかりやすいはずだ(もしくは3階へ付いたとたん、『マクロス』主題歌が聞こえてきたりするかも)。 開催は11月10日までと比較的短期間となっているので、気になる人はすぐにでも会場に足を運んでみてほしい。 魂ネイションズより2024年11月に発売される、新作VF-1J バルキリー(一条輝機)も展示されていた。