首位・町田、後半ATに追いつき辛くも引き分け…浦和はゴール取り消しが響き勝利逃す
31日、明治安田J1リーグ第29節FC町田ゼルビア対浦和レッズが行われた。 現在首位を走る町田は、前節アルビレックス新潟とスコアレスドロー。2位サンフレッチェ広島が6連勝で勝ち点差を詰める中、監督交代を決断した浦和レッズを『国立競技場』に迎えた。 先制したのは浦和だった。37分、敵陣左サイドでFKを獲得すると、キッカーMF大久保智明の左足から放たれたボールはファーサイドへ。これをペナルティエリア右で待っていたMF関根貴大が、右足のアウトサイドで合わせ、ゴールを決めた。前半は浦和が1点をリードして折り返す。 迎えた後半、町田が同点に追いついた。49分、ドリブルで左サイドを駆け上がったFWナ・サンホが左足でクロスを上げると、中央での相手DFとの駆け引きからニアサイドで身体を張ったFWオ・セフンが、ヘディングシュートでゴールネットを揺らした。スコアは1-1となる。 その後は町田が落ち込む展開に。FW藤尾翔太や途中出場のFWミッチェル・デュークらが立て続けにシュートを放つが、なかなかゴールは生まれない。 一方の浦和は町田の攻撃を耐え凌ぐと、終盤に勝ち越し点を奪った。87分、スローインから左サイドでボールを持ったDF大畑歩夢が左足でクロス。するとこのボールを途中出場のFWチアゴ・サンタナが頭で合わせ、ゴールを奪った。 さらに途中出場のMF松尾佑介がカウンターからゴールを決めたが、これはVARによってボールがないところでファールがありゴールが取り消しに。 そしてこのまま終了かと思われた後半アディショナルタイム、町田はFWエリキがゴールを奪い、辛くも同点に追いついた。 結局試合はこのまま終了。2-2の引き分けで、両チーム勝ち点1を分け合う結果となった。 【スコア】 FC町田ゼルビア 2-2 浦和レッズ 【得点者】 0-1 37分 関根貴大(浦和) 1-1 49分 オ・セフン(町田) 1-2 87分 チアゴ・サンタナ(浦和) 2-2 90+8分 エリキ(町田)
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