正力松太郎賞にDeNA三浦大輔監督 26年ぶり日本一に 特別賞にドジャースの大谷翔平
今年のプロ野球の発展に最も貢献した監督や選手に贈られる「正力松太郎賞」の選考委員会が7日、東京都内で開かれ、DeNAを26年ぶり3度目の日本一に導いた三浦大輔監督(50)が初受賞した。また、米大リーグで史上初の「50-50(50本塁打、50盗塁)」を達成したドジャースの大谷翔平(30)に特別賞を贈ることも決めた。大谷は2年連続3度目の受賞となった。 【写真】大谷翔平がデコピンの寝起きショット公開 ファン「眠そうでカワイイ」 レギュラーシーズンではセ・リーグ3位だったDeNAを率いた三浦監督はクライマックスシリーズ(CS)で阪神、巨人をそれぞれ破り、日本シリーズに7年ぶりに進出。日本シリーズではパ・リーグ覇者のソフトバンクを相手に2連敗したものの、第3戦以降は4連勝し、26年ぶりの日本一を達成した。 三浦監督の選出を巡り、選考委員を務めた王貞治氏(元巨人)は「日本シリーズでの強さは実際に肌で感じた。勝負の世界は勝たないといけないのが鉄則。そういう意味では見事に勝ち上がった(三浦監督の)手腕は評価されるべきだ」と理由を説明。また、大谷の特別賞について王氏は「打者としても、走者としてもすごい。ファンに楽しみをますます与えてほしい」などと語った。