「人の悩みに寄り添えるようになるには?」ぼる塾・田辺さんのお悩みに、酒寄さんは本人が気づいていない“ある長所”を紹介【連載:酒寄さんちょっと聞いてくださいよ#36】
「ぼる塾」のリーダー酒寄希望が、メンバーの田辺智加、あんり、きりやはるかの相談に答える毎月連載「酒寄さんちょっと聞いてくださいよ」。第36回となる今回は、田辺さんから「人の悩みに寄り添ってあげるには」とのお悩み相談が。 【写真】焼肉を沢山食べて大満足の田辺さん、酒寄さんとみたらしちゃんの3人 === ■「自分の幸せは見つけるのはうまいのですが…」 みなさんこんにちは。ぼる塾の酒寄です。息子がおままごとでごはんを作ってくれ、「お祭りって言って!」と言ったので、私が「お祭りお祭り~!」と盛大に騒いだら「お祭りじゃない!うますぎって言って!」と怒られ、私の聞き間違いで息子の望まない祭りを開催してしまいました。オムレツの屋台は斬新だなとは思っていたんです。 それでは今回もズバッとお悩みを解決したいと思います! ごきげんよう!40歳の誕生日を迎えた田辺です。 私は自分の幸せを見つけるのはとてもうまいと思ってるのですが自分のことばかりで人が今何を求めてるのか、何に悩んでるのか?と手を差し伸べるのが苦手だな。と感じてます。どうしたら人のことも考えてあげられますか? 40歳になってますます輝く田辺さんからの相談です。確かに田辺さんは推し活や大好きなスイーツで日々とても楽しんでいるのが伝わってきます。田辺さんは自分の幸せを見つけるのがうまい! つい最近、 田 辺 「トングを5本も無くした。だから6本目を買ったよ。だって一生見つからないんだもん!」 なんて騒いでいた田辺さんと同一人物とは思えません。トングってそんなに無くなる物なのでしょうか? 今回の悩み相談ですが、私は田辺さんに対して「自分のことばかり考える人だな」と、思ったことは一度もありません。田辺さんは気遣いができるし、誰よりも周りのことを考えている人だと思います。 田辺さんは察しがいい人のみが人を幸せにできると思っているのかもしれませんが、それは違います。田辺さんはもうそんなの全然関係ないところで沢山の人を幸せにしています。 例えば、田辺さんは美味しいロケ弁が出た時、 田 辺 「酒寄さんに食べさせてあげたい」 そう思い、わざわざ私の家まで届けて、 酒 寄 「え、もう帰るの?!」 田 辺 「その弁当渡したかっただけだから」 そう言って、本当に弁当だけ渡して帰って行ったことがありましたね。私はこのとき突然の弁当にとても幸せな気持ちになりました。このように、田辺さんは自分が良いことしていると全く思っていないのに、結果、人を幸せにするタイプなのです。 ■田辺さんの思いやりエピソードパート2 田辺さん自身が気づいていない思いやりエピソードをもうひとつ紹介させてください。 あれは去年の年末。田辺さんは私の息子(4歳)に焼肉をご馳走してくれました。田辺さんはその数日前にも息子にクリスマスプレゼントを送ってくれており、この時点で息子はかなり田辺さんに幸せにしてもらっているのですが、彼女はひとつだけ余計なことをしていました。息子に「実はサンタクロースの正体は田辺さんだ」と、変な嘘をついてしまったのです。これに対してぼる塾のメンバーあんりちゃんが怒りました。 あんり 「この時期の子どもにとってサンタクロースの存在はとても大切なのになんてことをしたんですか!」 田 辺 「じゃあ、私はどうすれば良いの?」 あんり「これから徹底的にサンタクロースとして生きてください」 田 辺 「サンタクロースとして?」 あんり 「みたらし(息子のあだ名)に会う時は全身赤い服で現れてください。笑い方もほーっほっほ!で」 田 辺 「困るよ!」 焼肉当日。田辺さんは全身赤色ではありませんでしたが、律儀に真っ赤なロングスカートを着て息子の前に現れてくれました。 田 辺 「この前クリスマスが終わったから、サンタも全身赤じゃなくても許されるのよ。結構サンタって服装ゆるいの」 田辺さんは息子に謎の言い訳をしていました。(しかし、それを息子は全く聞いていませんでした。息子は田辺さんの嘘を覚えていなかったようです)田辺さんは焼肉中も、 田 辺 「肉を焼くのは全部私に任せて!酒寄さんはみたらしに食べさせることに集中して!」 そう言って、ずっと肉を焼いてくれました。息子は美味しい焼肉を食べ、穏やかな時間が過ぎて行きました。しかし、息子のお腹が減っている時は良かったのですが、満腹になると息子はふざけ始めました。 息 子「敵のおちんちんが攻めてきた!」 ちょっと下品な話になってしまうのですが、息子はこの年頃の子どもらしくおちんちんやおしりが大好きです。母親である私に「おちんちんやって」と言い、私は彼の友達のおちんちんを演じたりしています。これは結構便利で、 おちんちん(私)「今度一緒に遊園地に行きたいね」 息 子「行きたい!」 おちんちん(私)「でも、今日はもう遅いからトイレに行こう。トイレは僕の遊園地なんだ!」 息 子「行こう!」 このように息子のトイレの声かけをするのに役立っています。(誰かに見られたら危ない人なので外ではやりません) 酒 寄 (やばい!『敵のおちんちんが攻めてきた!』なんて言われたら返しに困るよね) 田 辺 「大丈夫!私は味方のおちんちんよ!」 なんと!田辺さんは味方のおちんちんになってくれたのです。さっきまでサンタクロースだったのに! 田 辺 「私も一緒に戦うわ!でも、もう少しだけ肉を焼かせて。あんたのお母さんをお腹いっぱいにさせてあげたいの」 帰り道、息子と味方のおちんちんになった田辺さんは100人の敵のおちんちんに囲まれ、必死に戦いながら歩いていました。 息 子 「前からきた!後ろからもきた!」 田 辺 「上からもきた!やだ!下からもきたよ!」 酒 寄 「逃げ場無いじゃん」 私は咄嗟に「私は味方のおちんちんよ!」という言葉が出てくる田辺さんは人を幸せにできる人だと思います。田辺さんは自分への自信とトングを無くさないでください。