「授乳で背中とかバキバキになって…」子育てとカーリング両立の小穴桃里選手 オリンピック目指す
2歳の娘を育てるカーリング選手。 競技と子育てを両立させ、目指すはオリンピック™の舞台です。 【写真を見る】「授乳で背中とかバキバキになって…」子育てとカーリング両立の小穴桃里選手 オリンピック目指す 三浦正則キャスター: 「どんな娘さんですか?」 小穴桃里選手: 「すごく気が強くて、声が大きいですね」 甲府市出身のカーリング選手 小穴桃里さん29歳。 小穴選手は、2歳になる娘の礼依ちゃんを育てながら、プロとして競技を続けるアスリートです。 カーリング ミックスダブルス 小穴桃里選手: 「先輩は出産しても(現役を)続けていて、そういう先輩が身近にいて、出産しても続ける選択肢はずっとあった」 山梨県内を拠点とする4人制のカーリングチーム「チーム富士急」に中学3年生から12年間所属した小穴選手。 日本選手権優勝や世界選手権への出場などを果たしますが、目標だったオリンピック出場には届きませんでした。 こうした中、2020年から男女1人ずつでペアを組むミックスダブルスに挑戦。 カーリング ミックスダブルス 小穴桃里選手: 「(ミックスダブルスは)最初は4人制のためになるかもしれない、もっと良い選手になるために役に立つかもしれないと思って(ミックスダブルスを)始めた」 するとミックスダブルスでも日本選手権で2021年に3位、2023年には準優勝と、国内上位の成績を残します。 カーリング ミックスダブルス 小穴桃里選手: 「もう少し突き詰めて強化していったら、五輪も本当に見えてくるんじゃないかと思って(ミックスダブルスへ)種目を転向しました」 出産後の去年4月からミックスダブルスに絞って活動しますが、競技と子育ての両立は体に負担も。 カーリング ミックスダブルス 小穴桃里選手: 「スポーツって動きながら筋肉を使うが、授乳って子どもを止まったままずっと抱えていないといけない。そうすると背中とかバキバキになって、板みたいになっちゃって、そういうのが大変でした」 会社員の夫、亮太さんは半年間の育休をとり、競技でペアを組む青木豪選手も合宿先で礼依ちゃんの世話をします。