お盆休みに自宅の「紙」を片づける!大事な紙や書類を失くす人の共通点とは?自宅でできる、必要な紙をすぐに取り出せる片づけ方法
◆レターケースに書類を収納するのは迷宮入り? 紙や書類を失くす人の共通点は、紙を寝かせて収納していること。紙は寝かせたらたら最後。どんどん山積みになっていき、その下に何があるかわからず迷宮入りになります。 ですから引き出し式のものは紙を収納するのに適していません。 たとえば、よく見かけるのが、オフィスで使うようなレターケースに、書類を収納している方です。 たしかに、レターケースは会社で使う分には便利だと思います。宅配便の伝票など、同じ紙を何十枚も保管するには適していますので、皆さん、書類の収納というと、レターケースをイメージされることが多いと思います。 でも、一般的なご家庭で、同じ紙が何十枚もあることってあまりないですよね。結局、種類の違う紙が、一つの引き出しでごちゃごちゃに積み重なっていくことになります。そうすると、もう見つかりません。 それを避ける鉄則は、紙は立てて収納することです!
◆紙を立てて収納する方法 立てて収納する時は、形をA4にそろえます。 なぜなら、紙というのは色々な大きさがありますよね。水筒の小さい保証書とか、保険証とか、パスポートとか、A4の書類とか。これらを、本書で紹介するグッズを使ってA4に統一します。そうすれば、ボックス内で紙が行方不明になることなく、パッと取り出せるようになるからです。 ファイルボックスの中は「フォルダ―」「ポケットリフィル」「スティックファスナー」などのグッズを使って、一目みて、どこに何があるかが分かるように仕訳けていきます。イメージ的には、ファイルボックスの中に縦の引き出しがたくさんある感じです。 これまで1000軒以上の方のご自宅を見てきた経験上、家庭の書類は6つのジャンルのファイルボックスを作り、その中をフォルダ―で整理していくことで、紙が行方不明にならないシステムが作れます ※本稿は、『人生が変わる 紙片づけ!』(ダイヤモンド社)の一部を再編集したものです。
石阪京子