村上亮太手掛ける「ピリングス」、サザビーリーグの"仲間"になる
村上は「ハンドニットは趣味や手芸という印象が強く、工賃も割安になってしまっているのが現状。若い人たちにニッターをもっとかっこいい仕事と思ってほしいし、それをブランドとしても打ち出していきたい。将来的には、工房を立ち上げてブランド自体をニットスタジオのようにし、そこで働く職人たちと外部から来たクリエイターとの間で面白いものが生まれるような場所を作れたらと考えています。その最終目標に向けた道筋として、より多くの人にブランドや僕の表現の面白さを知ってもらえるようにパリにも進出したい」と意気込みを語る。明確な時期は未定だとしているが、日本での基盤を固めたのちに、2025年秋冬シーズンを目標にパリでのショー開催を目指すという。