阪神・藤川球児監督、秋季キャンプへ高知入り 「没頭」の安芸だ 一心不乱に、周りが見えなくなるくらいに鍛え上げる
★ユニホームを脱いだ後は問い合わせOK!
選手らと長い時間をともに過ごすキャンプで、藤川監督はユニホームを脱いだ後には〝問い合わせ〟を受けると宣言した。「グラウンド離れれば全然大丈夫ですよ。投手で分かることとか。だから、自分も上手にユニホームも脱ぐ気持ちでね。特にシーズンオフは」。多忙を極める虎将だが、オンオフを切り替えて〝火の玉塾〟を開講する。
■過去の主な阪神・秋季キャンプのテーマ
★2015年秋 金本知憲新監督が「もうスイング、スイング」ととにかく強く振れる打者を求めた。午前中は守備練習に割き、午後は徹底的に打撃練習を行った。
★16年秋 金本監督が「鍛えるキャンプ」とテーマを掲げ「練習後は疲れてヘロヘロになっている。元気な方が負荷をかけやすい」と早朝のウエートトレを課した。
★19年秋 矢野燿大監督がプロ1年目を終えた近本光司ら参加全選手に〝目標設定シート〟の提出を課した。「どうやったらレギュラーになれるかを目指してやっていくキャンプになる」と、やるべきことを明確化しようとした。
★22年秋 岡田彰布監督が15年ぶりに阪神監督に復帰。「最初は先発の見極めになる。長いイニングを投げられる投手がほしい」と語り、選手それぞれの力量を見極める秋となった。