ポール・スチュアート、ダックス…秋に映えるセットアップ・ジャケットのコーデ
早朝や夕暮れなど、秋の訪れを感じる今日このごろ。秋のシーンにふさわしい着こなしを決めたい。 【写真はこちら】アクアスキュータムのイージーケアセットアップ、ヨシエ イナバのサファリ風ジャケットのコーデ…合わせるバッグもチェック!
■MATCHING CLOTH 初秋に映える軽やかなセットアップ
ジャケットではなく、トップスがブラウスのセットアップなら、初秋の季節感にふさわしい軽やかなイメージを演出しやすい。上下セットだから、コーディネートが簡単であることも利点に。 PAUL STUART ポール・スチュアート ソフトな風合いでほどよい透け感と軽さのシフォン素材を使用したセットアップ。幾何学柄をバイアスに配列したシャープな印象のプリントが特徴で、前開きのボウタイ付きブラウス、プリーツを施したスカートが華やかなイメージを引き立てる。淡いウィンドウペーン柄のツイードジャケットを羽織れば、初秋の季節にぴったりなさわやかで清潔感のある装いに。 AQUASCUTUM アクアスキュータム ウォッシャブル、かつノンアイロンで着用できるイージーケアのセットアップは、フラット加工を施したポリエステルの生地を使用。胸元にゴールドカラーのパーツを施したブラウスはふんわりとした袖が腕周りをカバーし、ウエストがゴム仕様のイージーパンツは脚のラインを拾わないシルエットが特徴。 DAKS ダックス 着用時にうっすらと透けるウール×ポリエステルのシアー素材を使用したチェック柄のセットアップ。スタンドカラーのブラウスは、ボタンを開けたときの首元がきれいに見え、袖元をめくったときにハウスチェックがちらりと見えるデザイン。スカートはプリーツを設け、すとんと落ちるシルエットがエレガントな印象を醸し出す。
■JACKET ジャケットで仕事スイッチをオン
オンとオフのスイッチを切り替えるアイテムがジャケット。本格派のテーラード仕立ての1着をセレクトして、きりっと凛々しい着こなしで秋スタイルを決めたい。 MARINA RINALDI マリナ リナルディ ピークドラペルやグレンチェック柄がクラシカルな印象のジャケットは、ウールにポリウレタンを織り交ぜることでストレッチ性のある着心地。折り紙からインスピレーションを得たモノクロのプリントプリーツのワンピースは、サイドに施された白いラインがシルエットにメリハリと細見え効果を与える。モノトーンでまとめたシックなスタイルは、ビジネスからフォーマルシーンまで、幅広く対応。 YOSHIE INABA ヨシエ イナバ サファリジャケットを連想させる4つのポケットがデザインされたジャケットは、メリノウールをスムース編みにしたジャージーでソフトな風合い。オリジナル柄のプリントを施したワンピースはシルクならではのドレープの美しさがポイントで、甘くなりすぎずにリラックス感の高いコーディネートが完成する。 FABIANA FILIPPI ファビアナフィリッピ ウール×シルクの細い糸が生み出すフラットな表情となめらかな肌触りが特徴のスリーブレスジャケットは、ヒップが隠れるロング丈と新鮮なイエローカラーがモダンな印象。パンツを合わせたマニッシュなスタイルの中、シャツの襟先や肩などに施された「フィーロディアマンテ」が華やかさを演出。 [THE NIKKEI MAGAZINE 2024年9月15日号の記事を再構成]