【箱根駅伝】度重なるケガで"消えた笑顔" 最後の箱根路へ花尾恭輔を鼓舞した4年生の仲間たち
■帰ってきた花尾の笑顔 箱根駅伝は総合優勝へ
箱根駅伝のメンバー選考を兼ねた11月の上尾シティハーフマラソンは、花尾選手にとって7ヶ月ぶりのレース。みんながくれた思いを結果で返したい。1時間2分台の目標に対し、1時間2分39秒でフィニッシュした花尾選手にはいつもの明るい笑顔が返ってきました。 花尾「本当にしんどかったです。本当にきつかったです。みんなが頑張っている姿をずっと見てきていたので、それが自分の活力になりました」 長い暗闇から抜け出すことができたのは、仲間たちと一緒に戦う目標があったから。残すは4年生で迎える最後の箱根駅伝。花尾選手は「このメンバーで集まることは奇跡に近い。このメンバーで(駅伝)3つ勝って終わるのがチームのためでもありますし、往路復路優勝、完全優勝を目標で挑んでいきたい」と強く意気込みを口にしました。