【侍ジャパン】白星発進で国際大会20連勝!犠打や盗塁絡め主導権奪い、中軸が突き放す 初選出組も躍動
◆ラグザス presents 第3回WBSCプレミア12 1次リーグB組 日本9―3オーストラリア(13日・バンテリンドーム) 日本が1次リーグの初戦を制した。国際大会は20連勝。第2回プレミア12のスーパーラウンド・メキシコ戦から21年東京五輪、23年WBC、同年アジアプロ野球チャンピオンシップと続く白星街道を伸ばした。 初回無死一、三塁で、侍ジャパントップチーム初選出の楽天・辰己が先制の左犠飛。2回にも初選出の日本ハム・清宮の安打から1死満塁として、広島・小園の一ゴロの間に1点を奪った。3回は暴投で追加点。4回には連打の後、DeNA・桑原の犠打で1死一、三塁をつくり、敵失で2点を加えた。広島・小園が2盗塁を決めるなど機動力も駆使。適時打も本塁打もないまま、じわじわと得点を重ね、5―0とリードした。 一時2点差に迫られたが、6回1死三塁でDeNA・牧が中前適時打。7回は無死一塁で桑原が2度目の犠打を決めると、4番の阪神・森下、5番のソフトバンク・栗原の連続適時打で3点を追加した。 投手陣は先発の巨人・井上が5回0/3を5安打2失点でゲームメイク。5回まで毎回の8三振を奪った。6回先頭のボヤースキにソロを浴び、続くバザナに右前打を許したところで交代。2番手のロッテ・横山がウィングローブに2ランを献上したが、7回は藤平、8回は鈴木翔と初選出の楽天コンビが3者凡退で反撃を止め、9回の中日・清水につないだ。
報知新聞社