◆ 「あれは良いバッティングでした」 　中日は広島との今季初戦を制し、勝率5割復帰となった。 　打線は0－0のまま迎えた8回、先頭の4番・中田翔が二塁打でチャンスメイクすると、続く細川成也の右前打が右翼・田村俊介の適時失策を誘い、先制点を奪った。 　先発の柳裕也は要所を締める投球を披露。広島・九里亜蓮と投手戦を演じ、7回88球、5安打無失点の好投でマウンドを降りた。1点リードの8回は2番手・勝野昌慶がパーフェクト救援。9回は守護神・マルティネスが今季2セーブ目で締め勝利を収めた。 　好投を見せた柳の投球について、5日放送のCSフジテレビONE『プロ野球ニュース』に出演した解説者の五十嵐亮太氏は「両投手の良い投げ合いで接戦だったんですけど、このような投手戦に勝つことができたのは非常に大きいですし、本人も『また次も頑張ろう』となってると思います。本当良い投球でしたよね」とコメントした。 　 　また、8回に逆方向への技ありヒットを放った細川成也のバッティングについて、同番組に出演した仁志敏久氏は「タイミングがなかなか合わなかったのか、右に打とうとしたのか分からないですけどノーステップで打ってましたよね。前から色々な打ち方を試していたので、なんでも対応できる選手ですけど、あれは良いバッティングでしたね」と上手い流し打ちを見せた細川の打撃を称賛した。 　最後にMCの谷繁元信氏は「細川がこのバッティングをやり始めたら、またさらに良いバッターに成長しますよ」と今後の成長に太鼓判を押した。 ☆協力：フジテレビONE『プロ野球ニュース2024』