【全日本大学駅伝】早大は課題序盤に昨年と同じ間瀬田純平、山口智規を起用 予選会から上位狙う
学生3大駅伝の2戦目となる全日本大学駅伝(11月3日)の区間エントリーが1日に発表された。熱田神宮西門前から伊勢神宮内宮宇治橋前までの8区間106・8キロを舞台に、全国8地区の代表25校と日本学連選抜、東海学連選抜の計27チームで争われる。 予選会を突破して18大会連続30回目の出場となる早稲田大は、1区に間瀬田純平(3年)、2区に山口智規(3年)を起用した。2区を終えて首位と19秒差の4位と好走していた前回大会(10位)と同じ布陣で、序盤から流れをつかみにいく。 花田勝彦監督が就任して3季目。今季は3大駅伝で3位以内を目標に掲げてきた。出雲駅伝では序盤の出遅れが響いたが、後半に長屋匡起(2年)、工藤慎作(2年)の好走が光り6位と巻き返した。 全日本でも7区に長屋、最終8区に工藤と起用しており、主将で4区の伊藤大志(4年)らエース格が上位争いに加われば、期待の持てる展開となりそうだ。花田監督は出雲駅伝後、「中間層はだいぶ他大学と勝負できるレベルまできている。あとは主力がきっちり、プレッシャーの中で仕事する力をつけていかないと」と語っていた。 レース当日のメンバー変更は最大3人で、午前6時10分から同6時30分までが期限となる。