神木隆之介、『海に眠るダイヤモンド』を終えて 「ささやかな光や、希望になっていたら」
TBS日曜劇場『海に眠るダイヤモンド』最終話を終えて、主演を務めた神木隆之介のインタビューコメントが公開された。 【写真】ラストシーンでは黒髪だった玲央(神木隆之介) 本作は、昭和の高度経済成長期と現代を結ぶ、70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大な物語。1955年からの石炭産業で躍進した長崎県・端島と、現代の東京が舞台となる。 脚本に野木亜紀子、監督に塚原あゆ子、プロデューサーに新井順子と、『アンナチュラル』(TBS系)、『MIU404』(TBS系)、映画『ラストマイル』を生み出してきたチームが再集結した。 荒木鉄平と玲央の一人二役を演じた神木。最終話の感想として、「鉄平としてはとても切ない展開でしたが、時を超えて、思いがちゃんとつながっていること。そしてそれが届くことを体現しているのが鉄平なので、それを全うできたのではないかなと」とコメント。 視聴者に向けては、「とにかく感謝の気持ちでいっぱいです」と感謝を述べ、「作品が終わったからといって、物語の時が止まったわけではありません。配信やDVDで引き続き楽しんでいただきながら、皆さんにこの作品を次の世代へ引き継いで、その先を紡いでいってほしいなと思います」とメッセージを送った。 神木隆之介(荒木鉄平/玲央役)コメント ●最終話の結末を知って 鉄平としてはとても切ない展開でしたが、時を超えて、思いがちゃんとつながっていること。そしてそれが届くことを体現しているのが鉄平なので、それを全うできたのではないかなと。悲しい展開のなかでも、最後まで親友の賢将(清水尋也)が日記を持ってくれていたことがうれしかったですね。彼だけは全てを知っていますから。物語の序盤では、鉄平から賢将への愛の方が強かったのに、最後の方では逆転しているんです。「テッケン団だろ?」「いつの話だよ!」というセリフも逆転して胸が熱くなる展開でした…! ●視聴者へメッセージ 最終話まで見ていただきありがとうございました! とにかく感謝の気持ちでいっぱいです。端島だけではなく、歴史や過去の人たちが持っていたパワーは、現代・2024年にもしっかり残っていますし、皆さんのなかにもそのパワーが宿っているはず。この作品が持つパワーが、見ていただいた方にとって「明日頑張ってみよう」と思えるきっかけや、未来に対してのささやかな光や、希望になっていたらいいなと強く思っています。 作品が終わったからといって、物語の時が止まったわけではありません。配信やDVDで引き続き楽しんでいただきながら、皆さんにこの作品を次の世代へ引き継いで、その先を紡いでいってほしいなと思います。
リアルサウンド編集部