カルーセル麻紀 81歳 北海道で朝4時に起き吹雪の中撮影に向かうも「何も撮れませんでした」
日テレNEWS NNN
カルーセル麻紀さん(81)が18日、映画『一月の声に歓びを刻め』(2月9日公開)の完成披露上映会に、前田敦子さん(32)らと登場し、過酷な撮影を振り返りました。 映画は、東京・八丈島の雄大な海と大地、大阪・堂島のエネルギッシュな街と人々、北海道・洞爺湖の幻想的な雪の世界を背景に、『性暴力と心の傷』というテーマが描かれる作品です。カルーセルさんは、男性として家族をつくり、その後女性に性転換する父親を演じます。
2023年1月に洞爺湖で行われた撮影について「雪の中で殺されるかと思いました」と冗談交じりに明かしたカルーセルさん。「(気温は)マイナス20度でした。千歳(空港)着きました。スタッフは迎えに来られません、大雪で。タクシーで高速乗りましたが高速も通れません。それで途中で降りて、ホテル着くまで3時間半。あした朝4時ですよ。下に居酒屋があったんで、そこで焼酎飲んだ」とし、翌日も「(朝)4時に迎えが来ましたから行きました。吹雪でした。何も撮れませんでした」と、過酷な撮影を振り返りました。 また、映画の撮影は約10年ぶりだったというカルーセルさんは「楽しかったですよ」としつつも「最初殺されると思って、雪の中を歩かされて、まあわけわからなかったです。最初はもう寒くて寒くて。ワンシーンも3時間ぐらいかかるんです」とぼやきが止まらない様子。そんな中、司会者や前田さんは「でもすごくかっこいい画が撮れていました」、「本当にかっこいいですよね」と絶賛しました。