知らないと怖い《カフェイン中毒》コーヒーだけじゃない、エナジードリンク愛用者は要注意!
カフェイン中毒とは
カフェインの過剰摂取が与える、中枢神経系への過剰な刺激や消化器管への刺激によって引き起こされる症状をカフェイン中毒と呼びます。具体的な症状として、めまい、心拍数の増加、興奮、不安、震え、不眠が起こり、下痢や吐き気、嘔吐する場合も。エナジードリンクや栄養ドリンクを立て続けに飲むことで、思いがけずカフェイン中毒に陥りやすい状態になるのです。 中毒症状が表れるカフェインの量は人によって異なります。短時間に1000mg以上のカフェインを摂取すると中毒症状が表れるという報告もあれば、適切な量である200mg程度でも発症することも。カフェインへの感受性が強い人は中毒症状が表れやすいので、体調の変化を読み取りながらカフェインと付き合っていきましょう。
カフェインの摂り過ぎで体調を崩したときの応急処置
カフェインの過剰摂取により中毒症状が引き起こされているので、排出と緩和の応急処置が必要です。まずはできるだけ早く体内からカフェインを排出できるよう、たくさんの水を飲んで排尿を促します。また利尿作用をもつ成分であるカリウムを摂取するのもおすすめです。バナナ、アボカド、スイカ、キウイフルーツなどが当てはまります。
夏木紬衣