鈴木誠也、3試合ぶりの11号3ラン「力まずにしっかり振れた」
◆米大リーグ カブス4―6フィリーズ(2日、米イリノイ州シカゴ=リグレーフィールド) 【動画】左中間スタンドへ3試合ぶりの11号3ラン! カブスの鈴木誠也外野手は2日(日本時間3日)、本拠のフィリーズ戦に「4番・DH」で先発し、9回に11号3ラン本塁打を放つなど4打数2安打3打点で、打率は2割6分2里となった。 鈴木は、1―6の9回無死一、三塁で5番手のルイスの直球を捉え、左中間スタンドに運んだ。鈴木は、初回二死一塁に3試合ぶりの安打とある中前打を放つなど、幸先の良い7月スタートとなった。試合は反撃実らず4―6で敗れた。 試合後の主な質疑応答は以下の通り。 ―3ランを振り返って。 「得点圏で、自分のスイングができるカウント(3―1)に持っていけたので。2打席目に打ち損じて悔しかったので、力まずに、しっかり振ることができました」 ―感触は。 「風に助けられました。レフトフライかなと思ったんですけど。上がり過ぎな感じではあった」 ―9回の反撃で、敗戦の中でも、相手の抑えを引っ張り出した。 「最後はすごく良かったと思いますけれど、その前(3回2死二塁)僕が得点圏で三振しなければ、何かしらできたらまた変わっていたのかと思うので、反省点はある。明日切り替えて、早い段階でピッチャーを助けられればいいと思います」 ―チームは攻撃面で苦しい試合が続いている。 「もちろん悔しいですし、負けが込んでいるのはみんな分かっていると思います。勝つためにどうすればいいか、皆で話し合って、やっている。相手もいることで、なかなか勝ちにつながっていないですけど、応援してくださっているファンの皆さんもいらっしゃいますし、諦めずにやるだけなので。最後までしっかり戦っていい形に持っていければと思います」 ―去年もこの時期苦戦が続いて、また盛り返した。 「昨シーズンとは状況もチームも違うので、同じようにはいかない。それが分かればもっと簡単に勝てるんでしょうけど、なかなか見つからないのも野球の難しさ。諦めず、皆でどうすれば、勝てるか探しているけれど、厳しい試合が続いていると思います」
報知新聞社